みんなのブリーダー  対面説明・現物確認について

現物確認・対面説明について

現物確認・対面説明とは

 動物愛護管理法により、ブリーダーなどの第一種動物取扱業者(哺乳類、鳥類、爬虫類の販売を業として営む者)が動物を販売する場合、購入者に対して、動物の現在の状態を直接見せるとともに、飼養方法や生年月日など、適正飼養のために必要な情報である18項目を対面で説明する必要があります。

 これはインターネットでの購入に限らず、ペットショップで購入する場合も同様です。ペットショップでは動物の展示、購入がその場で行われていますので、現物確認・対面説明はこれまでも販売業務の一環として当然に実施されていますが、それがインターネット売買でも義務付けられたことにより、子犬を一度も見ないまま購入することはできなくなりました。

 また、現物確認・対面説明について、2019年の法改正により、第一種動物取扱業者の事業所でおこなうことが義務付けられています。お客様は、ブリーダーの事業所まで必ず訪問して、現物確認・対面説明を受けていただく必要があります。

現物確認・対面説明の必要性

 犬には犬種ごとに適した飼育条件があります。犬をこれから飼おうとする人が、迎える犬種について正しい知識をもち適切に飼養できるように、対面での説明を義務付けています。

 また、犬も人間と同じで、個体によって特徴や性格は全く違います。写真と実物では印象が違うということもあり得るのです。10年以上生活を共にする家族になるのですから、電話や文章で説明を受けるだけでなく、実際に自分の目で見て、本当に家族として迎え入れることができるのかご判断ください。

いつ見学すればいいの?

 売買契約をおこなう前に【ブリーダーの事業所で現物確認・対面説明を受ける必要】があります。ただ、見学とお迎えを別の日にしなければならないわけではありませんので、見学をした日にそのまま譲り受けることも可能です。
 ※生後56日を過ぎていない子犬のお迎えは、法律上禁止されています。生後56日を過ぎてからお迎えいただくようお願いいたします。ただし、天然記念物に指定されている日本犬(柴犬、秋田犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬)を専門ブリーダーから迎える場合は、生後50日を過ぎていれば譲り受けることができます。

 ブリーダーの事業所が遠方のため、見学が難しい場合もあるかと思いますが、現在の法律では、お客様は必ずブリーダーの事業所まで訪問する必要があります。当サイトで子犬をお迎えいただくお客様の中には、旅行をかねて犬舎へ訪問されるお客様もいらっしゃいます。ご自身のご都合・ご予算を確認いただき、ぜひご検討ください。

みんなのブリーダーからのお願い

 愛らしい子犬の写真や動画を見ると、お迎えを即決したくなるものですが、子犬の性格や細かい特徴など、写真や動画ではわかりにくい面もあります。ご自分の目で見て、しっかり確かめてからお迎えを決めていただくようお願いいたします。
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